FOODTOWNアドバイザー

炊飯関連装置徹底解説!

炊飯関連装置とは?

炊飯関連装置とは、炊飯を行うために必要な機能をそれぞれ担う、一連の装置群を指します。
炊飯ラインの一般的な工程は
【出米】→【洗米】→【浸漬】→【水切り】→【計量、注水】→(調味液、具材添加)→【炊飯、蒸らし】→【取り出し】→【攪拌、ほぐし】→【計量、盛付け】からなります。
スーパーマーケットのプロセスセンターや大規模な給食センターなどで自動炊飯ラインが導入されている場合が多く、比較的小さな炊飯ラインでは「炊飯・蒸らし」工程のみ自動化を行うなど自工程の処理能力やレイアウトに合わせて自動化を進めていくことが多くなります。

  • 炊飯関連装置の種類、原理、使用用途について

    上記に示した一般的な工程を全て自動で行う全自動式のほか、一部の工程を手動で行う必要がある半自動式や、一つの工程のみを行う機械をそれぞれ導入する形式を採用する事もあります。

    炊飯工程では加熱方式によって、ガス式、電気式のほか、釜を使用しない蒸気式など、様々な形式があります。電気式、ガス式では炊飯釜に米、水、その他原料を入れフタを閉めてメッシュコンベア上を流れて
    行く際に熱を掛けて炊飯していきます。釜を使用しない蒸気式は裸状態の米を直接コンベア上を流れていく中でスチームを使いながら炊飯していきます。

  • 炊飯関連装置導入価格について

    炊飯の全工程を全自動炊飯とするか、工程を限定して自動化するかによって価格が大きく変わります。
    製造現場のレイアウトや炊飯能力によって選定する機器が異なりますが、炊飯に関するラインを全自動化する場合は1億円を超える設備費用になることが多くなります。
    一部工程の本体価格参考として、約1000食(140g/食換算)を3~4時間で炊飯処理していく炊飯器の場合は約1500~2000万円となります。上記価格は本体のみの参考価格で、装置運搬費用や設置工事費用は別途必要となります。

  • 炊飯関連装置選定ポイント、導入時の確認ポイント

    ・炊飯関連装置の選定で最も重要な点は生産量と生産品です。
    生産量によって最適な機器、加熱方式が異なります。
    また、生産品として炊き込みご飯や酢飯があるかどうか、計量、盛付けの必要性も確認する必要があります。

  • 炊飯関連装置導入後のトラブル事例と事前対策ポイント

    トラブル事例
    全自動炊飯ラインの包装工程に設置しているX線検査装置で異物混入している製品が系外排出された。

    原因①
    全自動炊飯ラインの途中には目視検品工程や画像検査工程は設けていなかった。
    原因②
    原料の受入段階では検査などを行っていない為、異物の混入が原料由来か製造ラインからの混入か不明な状態だった。

    対策①
    異物の発生源を特定し、原因の対策を行う。
    対策②
    全自動炊飯ラインの途中で工程間の品質を担保するために金属検出器や画像検査装置などの検査装置を導入する。
    対策③
    原料受け入れ段階で検査装置を導入して、原料由来の異物か製造ラインからの混入か判断できる工程を設ける。

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  • 食品加工・製造
  • 炊飯関連装置

ライスプロ

計量~洗米~水加減~炊飯~釜移動までを全自動で行う立体炊飯機。白米の他、炊き込みご飯、お粥、軟飯まで対応。予約炊飯で作業の効率化、計画化、負担軽減に。ガス式・電気式があります。 【全自動立体炊飯機の仕組み】 ー立体炊飯器・サイロ・洗米装置・搬送装置ー 炊飯を行う「立体炊飯器」(左側仕様、右側仕様、左右仕様)、「貯米サイロ」、サイロから一時貯米し計量・洗米する「洗米装置」、「搬送装置」は設定どおりの一連の動きを自動で行います。 ◎立体炊飯器(ガス式、電気式) 3段の立体炊飯器を左右に装置して6釜仕様で。また左右いずれかに片側設置の3釜仕様も可能です。 ◎全自動炊飯の流れ 釜を炊飯器にセット、 1.炊飯予約時刻に合わせて洗米装置に自動で移動。 2.洗米し給水。 3.釜は自動で元の段に戻り、予約時刻に合わせ浸漬・炊飯開始。蒸らし終了ブザー。 4.炊飯終了後は釜を指定して取り出します。 ◎搬送装置(釜移動) 釜は、洗米装置への移動、各段の炊飯器への移動、炊飯終了後は取り出し位置までの移動・・・と全自動で搬送されます。取り出し位置には、コロが付いているので重い釜を持ち上げることなく楽に作業が行えます。 【集中コントロールパネル】 ー対話形式のカンタン操作ー 炊飯の設定は「炊飯」同時炊飯/順次炊飯を選択→「種類」白飯/お粥/炊き込み/軟飯を選択→「炊飯量」炊飯量を選択→「水加減」水加減を設定→「浸し」お米の浸し時間を設定 この工程を炊飯する釜の数だけ設定します。 ◎炊飯状態パネル 各段の炊飯器の釜のセット状態から炊飯終了までの状況を確認できます。炊飯終了後の釜の取り出しを操作します。 ◎炊飯設定パネル 各釜の炊飯設定をキー操作で行います。各釜同時に炊き上がる「同時炊飯」、各釜順次に炊き上がる「順次炊飯」のいずれかを選び、炊飯の種類、炊飯量などを設定していきます。  ◎予約炊飯 4日先まで1分単位で予約設定できます。 ◎同時炊飯と順次炊飯 同時炊飯は、各釜が同時に炊飯終了する予約炊飯。順次炊飯は、各釜が7.5分ごとに炊飯終了する予約炊飯。

解決できる課題

  • 人手不足解決
  • 品質向上
  • 自動化
  • 生産効率改善

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  • 食品加工・製造
  • 炊飯関連装置

光選別機「SLASH」 VQS01~06シリーズ

・異物除去の精度を上げるピエゾバルブ採用 エジェクタバルブは、異物を除去する際にエア噴射の弁の開閉を担う重要な装置です。良品の巻き添えを最小限に抑え、選別精度を高めるためには、ピエゾバルブのように開閉の動作が俊敏である必要があります。従来の電磁石により開閉を行うソレノイドに比べ圧電効果を利用するピエゾバルブは、より精度の高い異物除去を可能にします。 ・応答性が向上 新開発のピエゾバルブは、電磁石で開閉を行う従来のソレノイドバルブに比べ、飛躍的に俊敏なバルブ開閉が可能になりました。 ・ランニングコスト削減 ピエゾ素子の特性により、消費電力およびエア消費量を低減し、ランニングコストの削減を実現しました。 ・長寿命化を実現 バルブ開閉部に特殊素材の採用による摩耗低減で従来比3倍以上の長寿命化を実現しました。 ・選別の仕組み シュートを流れてきた米を2種類のカメラでチェック。フルカラーカメラでは着色粒を、近赤外線(NIR)カメラではガラスや石などの無機物を検出し、それらの不良品・異物をエジェクタ(ピエゾバルブ)からのエア噴射により選別除去します。 ・光源の総LED化 流下してくる原料を照射する光源に可視光源RGB用LEDと近赤外線用LED、原料を検出するための基準となるバックグラウンドに白色LEDを搭載しています。 4色LEDとフルカラーカメラから得た多量な情報を、サタケ独自の画像処理技術(特許第6152845号)を用いて、正確に判別します。 ・シラタ着色同時選別時の選別性能が向上 光源にCCFL(冷陰極管)ではなく、明るいLEDを使用することで、着色粒の選別能力を落とすことなく、シラタ(乳白米)の選別率が向上しました。 ・2つの波長、2台の近赤外線カメラ搭載 フルカラーカメラによる可視光領域では、透明または同色の異物は検出できないため、近赤外線(NIR)の光を使用し、異物の分光特性(透過・反射等)で選別します。2つの波長の異なる近赤外線カメラを搭載し、シリカゲルや透明樹脂の除去など、より高精度の異物選別が可能になりました。 ・全高を抑えた設計で設置性とメンテナンス性が向上 高さを抑えることで、既設の機器からの更新が容易になり、工事費の削減が可能です。

解決できる課題

  • 利益率改善
  • 経費削減
  • 人手不足解決
  • 品質向上
  • コスト削減
  • クレーム対策

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  • 炊飯関連装置

光選別機「ピカ選SMARTmini」 FGS-500S・500SC

・7 インチ大型タッチパネル操作盤「タッチ&ガイド」 画面表示に従って操作すれば、誰でも迷うことなく運転操作できます。 運転中は、適切な設定調整のアドバイスを表示し、選別感度の上げすぎによるエラー発生などを未然に防止します。トラブル発生時にも対処方法が画面にわかりやすく表示され、迅速に対処できます。 ・フルカラーCCDカメラ搭載 ピカ選FGSシリーズでその選別性能の高さを実証したフルカラーCCDカメラを搭載。 モノクロカメラではできない微妙な色合いの差を判別します。 ・小流量対応 処理能力は時間当たり玄米で0~720kg、白米で0~800kg。小流量でも高精度な選別能力を発揮します。 ・張込ホッパ、張込昇降機、集塵装置付き 張込ホッパ、張込昇降機、集塵装置付きの一体型構造。面倒な付帯工事は不要です。 ・コンプレッサ内蔵タイプも用意(FGS-500SC) コンプレッサを本体に内蔵したタイプもご用意。電源を接続するだけで、すぐにお使いいただけます。 ・「不良品精選モード」搭載 不良品の再選別に便利な「不良品精選モード」を搭載。

解決できる課題

  • 人手不足解決
  • 品質向上
  • 歩留まり改善
  • 省スペース
  • 生産効率改善
  • 異物対策

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