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殺菌・除菌・消臭装置関連徹底解説!

殺菌・除菌・消臭装置関連とは?

UVランプ殺菌とは、紫外線ランプの光を照射することで様々な菌に効果を発揮する殺菌装置のことです。
菌の種類によって殺菌所要時間は変わりますが、食品製造での代表的な菌の大腸菌であれば15Wのランプを使用した場合、約1分間の照射で90%の殺菌ができ短時間で簡単に殺菌が可能です。
また薬剤のように耐性菌(殺菌する際に抵抗する細菌)の発生や、リンス不足による製品への
薬剤残留などの心配もないため安全に殺菌が可能です。製品に対し非接触での殺菌方法であるため製品への損傷のリスクがないこともメリットとしてあります。
UVランプ殺菌、除菌装置の種類、使用用途、選定時のポイントについて解説します。

  • UVランプ殺菌、除菌装置の種類、原理、使用用途について

    UVランプ殺菌機の原理について
    紫外線(UV)による殺菌の原理は水中、空気中どちらも変わりません。
    ウイルスと細菌に分けると、細菌は細胞を持ち、ウイルスは細胞を持ちません。
    紫外線による殺菌は、細菌の場合は「細菌の細胞膜を破壊し、体液を流出させて殺す」、ウイルスの場合は「ウイルスの持っている遺伝子情報を分解して増殖を防ぐ」ことによって行います。また紫外線殺菌に必要な紫外線の量は菌の種類ごとに異なります。UVランプ殺菌は殺菌に必要な紫外線量を求め、紫外線の照射時間を決めて、合理的に殺菌が可能です。

    殺菌、除菌装置の種類について
    オゾン除菌装置
    オゾンガスを発生させて空間や物品様々なモノを除菌します。
    このオゾンガスを発生させるのがオゾン除菌装置です。医療現場等で採用が進んでいる装置です。
    食品製造現場では脱臭装置として採用している現場もあります。ただし、オゾンは強力な酸化除菌作用があるが故に、使い方を間違うと人体に有害になる場合があります。
    耐オゾンマスクが製品としてあるなど導入検討時には対策品も合わせて準備が必要です。

    微酸性電解水生成器
    微酸性電解水とはph値5.0~6.5、有効塩素濃度10~80㎎/㎏で食塩水と希塩酸を電解槽で電気分解することで生成される電解水で、食品の殺菌に使用できる殺菌水です。食品の殺菌で一般的に使用される次亜塩素酸ナトリウムと同等の殺菌力を持ち、安全性が高く微酸性電解水生成器は水道水を使用する感覚で殺菌することができます。

  • UVランプ殺菌、除菌装置価格について

    殺菌機や除菌装置は仕様、殺菌能力、処理能力によって大きく価格が変わります。
    卓上サイズのUVランプ殺菌機は約5~20万円程度、微酸性電解水生成器は約50~200万円、大型の微酸性電解水生成器(生成能力2トン)クラスになると約2000~3000万円と幅があります。除菌、殺菌したい対象物と処理能力を明確にして仕様検討を進めていくことが重要です。
    上記は本体のみの参考価格で、装置運搬費用や設置工事費用などは別途費用が発生することになります。

  • UVランプ殺菌、除菌装置の選定ポイント、導入時の確認ポイントについて

    UVランプ殺菌、除菌装置の選定ポイント
    食品製造で使用されている装置、設備、器具は直接的に衛生、品質基準に影響を及ぼします。特に混合や加工工程で使用する装置、設備、器具(固定、移動可能な装置、設備、手作業で使用する道具、備品等)はより厳重に保守管理しておく必要があります。

    ・殺菌、除菌したい対象物を明確にする
     殺菌、除菌する対象物が備品や器具、原料食材、製造ラインいずれかにより殺菌、除菌の方法が変わります。
     アルコール噴霧器でウエスなどを使用して拭き上げる、原料食材を殺菌水へ投入して殺菌する、
     生成装置で生成した殺菌水に器具や備品を漬け込むなど様々です。

    ・除菌、殺菌後の数値が目的とする数値を達成しているか
     除菌、殺菌する対象物と、殺菌方法の有効性を検証するには、求める基準値を達成しているかを
     数パターンのテストを行うなどして確認しておく必要があります。

    ・装置・設備の清掃・洗浄や殺菌・消毒の手順を定めること
     除菌、殺菌後の基準値を設けて運用開始後、殺菌手順が守られずにトラブルになるケースがあります。
     手順を明確に作業従事者へ落とし込み標準作業として履行できていることを確認することが重要です。

  • UVランプ殺菌、除菌装置トラブル事例、事前対策ポイントについて

    トラブル事例
    殺菌工程で作業時、紫外線ランプ殺菌装置の紫外線ランプ光を直視してしまい、目の痛みや涙が止まらないなどの症状が出た。

    原因
    紫外線ランプの光を直接見たことにより目の角膜が炎症を起こした。
    電気性眼炎を起こした。

    対策
    紫外線カットの眼鏡を着用して作業する、作業場に紫外線カットの障害物を設ける。
    作業する際はUVランプの電源を切る。

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スリッパ殺菌ロッカー 光触媒方式

専用の光触媒加工スリッパに近紫外線を照射することにより、安全で大きな殺菌・脱臭効果があります。 光触媒方式スリッパ殺菌・脱臭ロッカーとは、近紫外線(ケミカルランプ)を照射するロッカーに、繊維に光触媒加工を練り込んだ専用のスリッパを収納することにより、スリッパの殺菌・脱臭を行うロッカーです。光触媒反応により、菌や臭いなどを含むすべての有機物を二酸化炭素と水に分解します。従来型の紫外線照射タイプのスリッパ殺菌ロッカーと比較して、専用スリッパを使用しなければなりませんが、大きな殺菌・脱臭効果、安全性、低ランニングコスト、スリッパの劣化低減のメリットがあります。クリニック、エステサロン、温泉旅館など幅広い分野でお使いいただけます。 特長 スリッパに施した光触媒の効果で、除菌だけでなく脱臭も可能です 光触媒加工が施された糸を組み込んでいるため、除菌に加えて消臭効果を発揮します。 全面アルミ内装、網棚仕様で、スリッパ全体に近紫外線を照射します あらゆる角度からスリッパに紫外線が当たる設計のため、より高い殺菌効果が期待できます。 5機種から、ニーズに合ったサイズをお選びいただけます。 シックなカラーで、スリムなタイプもございます(6足用、12足用) ご要望に合う製品をお選び頂けます。 従来の紫外線照射仕様製品と比較して、近紫外線照射のため安全でスリッパの劣化も低減、また光触媒の効果で脱臭効果も期待できます 従来の製品と比べて、スリッパなどの消耗品をより長い期間使用できるため、交換回数も抑えられ、より低コストでより安全にご利用いただけます。

解決できる課題

  • 品質向上
  • コスト削減
  • 自動化
  • 菌対策

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微酸性電解水生成装置 Apia mini/Apia mini N (アピアミニ)

Apia mini/Apia mini N (アピアミニ) ★第30回 発明大賞 考案功労賞受賞 ★第9回 かながわ産業Navi大賞 優秀賞受賞 ★令和2年度 関東地方発明表彰 関東経済産業局長賞受賞 Apia mini(アピアミニ) 電源電圧:AC100V 消費電力:10W 標準能力:10ℓ/10min 原液標準使用量:10mℓ/10min 外径寸法:φ34×H86/W107×D160×H40 重  量:0.5kg HOCL濃度:10~30ppm Apia mini N(アピアミニN) 電源電圧:AC100V 消費電力:10W 標準能力:10ℓ/10min 原液標準使用量:5.5mℓ/10min 外径寸法:φ34×H86/W107×D160×H40 重  量:0.5kg HOCL濃度:30~50ppm これまで大きな食品工場でしか使用できなかった「微酸性電解水」を誰にでも簡単にご使用いただくという目的のもと、小型・軽量化された容器投入型の微酸性電解水生成ユニットです。10分間で10リットルの微酸性電解水が製造可能で携帯にもとても便利です。アピアミニの登場により微酸性電解水が誰にでも簡単にしかも低価格でお求めになれます。アピアミニはいつでもどこでも取扱える新しいタイプの微酸性電解水生成ユニットです。 ・ポリ容器に本体を投入して微酸性電解水を生成します。 ・10分間で10リットルの生成が可能です。 ・本体重量500gと小型で軽量。持ち運び自由自在。 ・アウトドアや緊急時の衛生管理などに活用できます。 ・災害時などの衛生管理として。 ・使いやすいポリ容器専用コック付き。 ・HOCL濃度 10~30ppm(Apia mini) ・HOCL濃度 30~50ppm(Apia mini N)※9%原液 別売品(消耗品) Apia mini専用原液 30本入     (テストペーパー付)

解決できる課題

  • HACCP対策
  • 品質向上
  • 菌対策

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洗浄・消毒用トレー サニトラックス N346-2432BK

踏むだけで靴裏を消毒、 凸部分でゴミや汚れも除去し、衛生的な洗浄・消毒用トレーです。 製品の特長 ●裏面の吸盤により床面に密着し、ずれにくく安全です。トレー内の突起でスリップ・転倒を防止します。 ●希釈した消毒剤をトレーに入れ、厨房・食品工場・研究室などの出入口で靴底を消毒します。トレー内の突起が靴裏の汚れをかき取り、汚染を防ぎます。 ●トレー内の高さ9mmの突起構造で液体飛散を防ぎます。 ●トレー裏面の吸盤で床とのずれがほとんどなく安心安全です。 ●出入口に設置し、通過時に簡単消毒ができます。 ●ホースなどで水をかけて汚れを取り除き、乾かすだけ。毎日の清掃も簡単です。※汚れが取れない場合はブラシでこすってください。 ●洗浄時の取り扱いが楽なサイズと重さです。 ●労働安全衛生法での「転倒防止」、HACCPでの「衛生管理」に役立ちます。 アプリケーション 食品工場、飲食店・商業施設・宿泊施設の従業員出入口など 仕様 サイズ 幅61cm×長さ81cm 高さ 19mm 素材 天然ゴム 重量 約5.3kg/枚 製造元 ジャストライト マニュファクチュアリング カンパニー L.L.C.(米国) ご注意 ・サイズはインチ、重量はポンドにて管理されております。日本国内での販売に際しては、メートル、キログラムに換算して表示しておりますので、微小の誤差を生じることがあります。 ・消毒剤は必ず希釈してからトレー内に約3ℓ注いでください。 ・希釈して使用可能な消毒剤例: 次亜塩素酸ナトリウム、イソプロパノール、塩化ベンザルコニウムなど

解決できる課題

  • HACCP対策
  • 品質向上
  • 菌対策

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アクアサニターユニット ASU-LW01

■仕様   200L/h。据え置き。電解槽交換目安2000時間。20w/重量2.2kg/容量本体寸法255×150×250mm(WDH突起含まず)10~30ppm標準/pH4.0~7/   作業環境:湿度90%以下/温度10℃~35℃   使用原水:水道水または飲用適の井水   給水圧 :01MPa~0.3MPa   操作方法:タッチセンサーパネル・感応センサー   電解質 :食添用希塩酸   使用資材:ABS/PVC等  ■野菜のシャキシャキ感を損なわず、褐変を防ぎます。    ■装置を錆びさせません。    ■生ごみ特有のにおいが軽減できます(特定悪臭物質12種類のうち11種類に対して効果を確認)    ■活用範囲が沢山あります   食材の殺菌や食品加工機器(熱殺菌できないもの)の洗浄への利用にとどまらず   入退室時の手洗いに使用する事で手指の除菌もできます。   日本口腔機能水学会の研究によれば口腔内への影響もないため、   うがいなどに応用し従業員の健康管理にも活用できます。   強酸性タイプのものと比較すると次亜塩素酸の保存性が良いため   流水だけでなく加湿器やスプレーボトルで空間衛生・物品の衛生管理にも使用できます。  ■工夫しだいでいろいろな作業環境に対応   コンパクトサイズで300L/hです。   物足りない場合は複数台置きやタンクとの連携設計で   瞬間的な流量の維持も可能です(写真5・写真6参照)。

解決できる課題

  • HACCP対策
  • 品質向上
  • 菌対策

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