FOODTOWNアドバイザー

掃除道具徹底解説!

掃除道具とは?

食品用備品の中でも、掃除用具と結束バンドについて説明します。
食品工場の製造現場で使用されるブラシやバケツ、モップや雑巾など必要な道具は工程や使用環境によりますが使用する材質や形状に配慮して選定することが大切です。ブラシであればHACCP対応の毛が抜けにくい構造になっているものや、バケツは割れにくい素材のモノを選定するなど異物混入対策の観点で選んでいきます。

掃除用具は使用する工程、エリアごとに設置することが望ましく、衛生管理レベルの違う工程間を掃除用具が行き来することによって衛生レベルを保つことができない可能性にも繋がります。
食品工場で使用する備品関連について、その種類、選定ポイント、トラブル事例について解説します。

  • 食品用備品の種類、原理、使用用途について

    結束バンドについて
    結束バンドは、半製品や仕掛品の袋保管物の口を縛る用途や設備の配線をまとめる用途として使用します。
    結束バンドの多くは樹脂製ですが、食品製造現場で使用する結束バンドには異物混入対策に配慮したものを使用します。
    樹脂材のみの結束バンドでは仮に製品中へ混入してしまった際に、金属検出器や軟X線検査装置で検出することが難しいという問題があります。そこで結束バンドに金属を練り込んだ金属探知機検出対応結束バンドを使用することによって万が一固定している結束バンドが脱落、製品中へ混入してしまった場合でも、検査機器による検出が可能になります。

    金属練り込みの結束バンドの他にも、ステンレス製の結束バンドもあります。
    製造ラインの真上に位置している配線をまとめる用途で使用しますが、エアシリンダーなどの可動部配線で使用すると反復動作で配線の被覆が破れてしまい、異物化する恐れもあるため使用する工程や設置場所には注意が必要です。

  • 食品用備品価格について

    結束バンドで金属を練り込みタイプ 100本入り約2000~3000円が相場です
    金属を練り込みなしタイプで価格は約500~1000円なので約3倍ほどの価格差があります。
    掃除用具については、「食品工場用 掃除道具」などで検索かけると検索が可能です。

  • 食品用備品選定ポイント、導入時の確認ポイントについて

    掃除用具の選定ポイントについて
    ・スポンジ、たわし
     ちぎれカスが出にくい耐久性に優れた不織布性のものを選ぶ。
     菌の繁殖を防ぐ抗菌加工が施されたものにする。
     乾燥しやすい水キレの良いものにする。

    ・ブラシ
     HACCP対応の毛が抜けにくい構造のモノを選定する。

    ・モップ、バケツ
     割れにくい材質を選定する。

    掃除用具の管理方法について
    掃除用具も清潔な状態に管理しておかなければ、掃除用具が菌の繁殖温床となってしまいます。
    工程間での二次汚染を防止するために掃除用具の保管場所が工程それぞれに必要です。

    ・置き場所を決める
    掃除用具保管場所の置き場所を決めることによって保管した際にはすぐに気づくことができるます。

    ・掃除用具を確認する
    掃除用具に破損や劣化がないか確認します。掃除用具に欠損があったり、ブラシの毛が抜けかかっていると
    異物混入の原因になることもあります。不備のある掃除用具は使用せず交換するようにすることが大切です。

    ・マニュアルを作成する
    掃除用具に関するマニュアルを作り、掃除用具をどのように洗浄や保管しているかが分かるようになることで
    同じ製造現場で働く誰もが同じ基準で管理することができるようになります。

  • 食品用備品導入後のトラブル事例と事前対策ポイントについて

    トラブル事例
    金属を練り込んだ結束バンドを使用しているが、結束バンド先端の余分な分をカットしたがカットする際に破片が製造ライン内に混入してしまった。

    原因①
    製造ラインが通常通り稼働している状態で、ライン周辺で結束バンドをカットしている。
    原因②
    結束バンドをカットする行為が異物混入リスクがある行動をしている。

    対策①
    製造ラインが稼働している状態で、ライン周辺で何らかの加工作業はしない。
    対策②
    結束バンドは原則カットせずに使用する(原形であれば異物混入していないことも容易に判別できる)

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研磨大王

研磨大王とは? バンガードエンタープライズが開発した新タイプの研磨パッドです。従来の研磨パッドと違い、砥剤やペースト要らず、水だけで素材をピカピカに磨くことが出来ます。 従来の手法よりも研磨の手間が大幅に削減できることから、ビルメンテナンスやハウスクリーニング、輸送機器や厨房機器メンテンナンスなど、様々な業界での活躍が期待されます。 研磨に慣れていない方でも、簡単に施工ができる仕様になっており、施工現場での熟練者不足や教育コスト問題の解消、施工時間の短縮によるコスト削減が期待できます。 特長 ①時短! 工数削減 各種素材の磨きの時間を大幅に短縮します。市販されている磨き用ペーストの1/10 の時間でピカピカにした実績もあります。 ②砥剤、ペースト要らず 水だけで磨くことができます。磨いた後の素材に汚れが残らず、研磨剤特有のニオイもありません。 ③錆や汚れを取りながら下地は傷つきにくい 一般的に錆や汚れの除去は下地に傷がつく場合が多いですが、研磨大王は素材を傷つけにくい仕様となっているため、錆や汚れの除去と同時に下地の光沢度を上げることが可能です。 ④幅広い対象素材 ステンレスや鉄系素材、アルミや真ちゅうなどの非鉄金属をはじめ、鏡や陶器など幅広い素材を磨く事が出来ます。 使用いただける素材 ・ステンレス(SUS) ・金属(鉄系) ・石材 ・非鉄金属(アルミ、真ちゅう) ・樹脂 ・陶器 ・鏡 ・ガラス

解決できる課題

  • 経費削減
  • 人手不足解決
  • コスト削減
  • 新素材

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ハンドルブラシ 40541EC

人間工学に基づいて設計されたハンドルはとても握りやすく、扇状に広がった毛が、曲面の洗浄を容易にします。 製品の特長 ●人間工学に基づいて設計されたボディは、他には類のない握りやすさを持ち、疲れをやわらげ作業を効率的に行うことができます。 ●ポリプロピレンのボディは、より高い耐久性を備えています。 ●ストレートのブラシ毛は乾燥しやすく、菌の繁殖を防ぎ、衛生的に保管することができます。 ●一般的な洗浄ブラシと比べ毛量が多く、毛の密度が高いので、洗浄効果にすぐれています。 ●毛の根元を耐食性のある金属製留め具でしっかりと固定しているので、毛が抜けにくくなっています。 ●ポリエステル製の毛は130℃の高熱に耐えられるようになっています。煮沸が可能で、滅菌状態での衛生管理ができます。また、水分の吸収率が低いのでバクテリアの繁殖を防ぎます。 ●5色のカラーコードのある製品です。工程やゾーンごとの色分けによる衛生管理が可能です。 アプリケーション 鍋、厨房機器、シンクなどオールマイティ 仕様 サイズ 全長203mm×幅76mm ブラシ部長さ 110mm 毛丈 41mm 線径 0.6mm 素材 毛:ポリエステル ボディ:ポリプロピレン 毛質 ハード毛 品番(色) 40541EC14 (ブルー) 40541EC05 (レッド) 40541EC04 (イエロー) 40541EC09 (グリーン) 40541EC02 (ホワイト) 製造元 CFS Brands,LLC(米国) ご注意 ・日本国内での販売に際して、サイズはインチ単位からメートル単位に換算して表示しておりますので、微小な誤差を生じることがあります。 ・掲載のサイズと、実際の製品のサイズが異なる場合がございます。予めご了承ください。

解決できる課題

  • HACCP対策
  • 菌対策

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