FOODTOWNアドバイザー

包材・資材徹底解説!

包材・資材とは?

資材・包材とは言葉の通り、食品を入れる容器やトレー、フィルムやパウチといった内容物を保護するものの総称をいいます。内容物(製造する製品)によって使用する資材は異なります。

資材、包材は単に食品を包んで運ぶためだけの用途ではなく、品質保持のために必要不可欠なものであり、消費者に対し賞味期限や原材料といった必要な情報を届ける用途として重要な役割を果たしています。
さらに消費者の購入意欲を向上させるために、パッケージデザインや保存性を向上させるジッパー付きの包材など、より付加価値を高める要素としての機能も兼ねています。

資材、包材の役割、選定ポイント、トラブル事例について解説していきます。

  • 資材・包材種類、原理、使用用途について

    ・製品のおいしさ、品質を保つ役割
     製造現場での生産からたくさんの工程を経て消費者のもとへ届けられます。
     工場からの出荷、トラックでの流通、店頭での陳列など、消費者の手に届くまでの間に受ける外力、環境変化から製品を保護します。

    ・流通時や店頭での取り扱いを便利にする役割
     流通時にトラックへの積載効率を高めるために段ボールでの梱包を行い、店頭での陳列の際には10個入りケース箱など作業効率を高める包装を行います。
    ・製品の情報提供と販売促進の役割
     製品の必要な情報として原材料表示、栄養成分表示、製造元、販売元といった情報を表示したり、
     購買意欲を高めるために色使いのデザインを入れることやキャッチコピーを入れるなどの役割もあります。

    資材、包材は単に製品を持ち運ぶための保護材ではなく、製品の価値を高め、「売れる商品」にするためのツールといっても過言ではありません。

  • 資材・包材価格について

    資材・包材については、製品のデザイン企画から行うケースや製品の特性により材質、サイズを決定していくため価格は各メーカーへ問合せとなります。
    一般的に食品工場で使用されている段ボール包材(縦400㎜×横500㎜×高さ300㎜程度)の
    参考価格としては1枚80~200円程度となりますが、発注ロット数により変動することもあります。

    1日の資材・包材の使用量は非常に大きな数になります。個包装包材については数千~数万枚、段ボールも数百~千枚単位の使用量となります。
    単価数円の差が大きな差を生み出しますので慎重に検討を進めることが必要です。

  • 資材・包材選定ポイント、導入時の確認ポイントについて

    資材・包材を選定する際には、上記で述べた役割を満たすために包材を選定することが求められます。
    包装する製品の特性、流通条件、使用条件に合わせて包材を選んでいくことが必要です。
    確認するポイントとして大きく2つの機能について記載します。

    製品の保護機能
    ・流通搬送される際の圧縮負荷、外力による変形防止
    ・外気の熱(温度)、湿気(湿度)、水からの保護
    ・製品の酸化、腐食、虫からの保護、密封性

    利便機能
    ・流通上の運びやすさ(箱サイズ、形状、寸法)、持ちやすさ(段ボール取っ手)
    ・販売上の並べやすさ、取り扱いやすさ(個包装10個括り小ケース包装、什器へ掛ける用途のパンチ穴)
    ・消費者の利便性(レトルト湯煎対応、レンジアップ対応、チャック付き袋)

  • 資材・包材関連のトラブル事例と事前対策ポイントについて

    トラブル事例
    新製品の本格生産立ち上げ時、完成した製品チェックを行った際にフィルムの誤字があった。

    原因①
    テスト生産時には、サンプル用の包材で生産テストを実施しており、本生産用包材は使用していない。
    原因②
    新製品のフィルムデザインで校正確認は行っていたが、チェック担当者が一人でチェックを行ったのみであった。

    対策①
    テスト生産時でも本格生産条件を再現し、同じ条件下でテストを行うようにする。
    すべてを同じ条件でテスト生産することが難しい場合は、本格生産立ち上げ時の懸念確認事項としてリスト管理する。
    対策②
    フィルムデザイン、誤字脱字などの校正確認はダブルチェック、トリプルチェックなど複数の目で確認を行う。

製品詳細確認・カタログ無料ダウンロード可能

カタログダウンロード

カタログダウンロード

  • 包材・資材
  • 包材・資材

プロテクトライン

低温環境下に自信あり! 樹脂製台車ガード「プロテクトライン-15」 台車の衝突から冷蔵庫パネル等の壁を保護するガード材です。 素材に低温環境に強い樹脂を採用しており、 -30℃~50℃の環境下で衝撃の吸収力を発揮致します。 また、製品本体が中身の詰まった構造になっているため 異物混入や細菌発生のリスクを抑制でき、 素材に防カビ・抗菌剤を配合しているため「衛生」にも配慮した 製品となっております。 施工もビス止め固定のみとなりますので、 建築職人以外の方でも簡単に取り付けが可能です。 <製品の特長> 特長① 【耐低温衝撃性】     低温でも衝撃に強いポリエチレン樹脂を採用しています。     -30℃環境下でも台車からの衝撃に耐えることができ、     割れて破片が飛び散るようなことも起きにくい製品です。     当社で衝撃耐久試験を実施しており、     300㎏の台車の衝突からも壁を守ることが出来ました。 特長② 【衛生配慮】     製品内部が中身の詰まった構造のため、     異物混入や細菌の発生が起こりにくい製品となっております。     また、防カビ・抗菌剤を配合しているため     食品施設のような衛生の求められる施設においても     オススメできる製品となっております。 特長③ 【施工性】     軽量かつビス固定のみの簡単施工のため、     建築業者に限らずどなたでも施工できる製品です。 特長④ 【形状】     傾斜設計のため、ほこりが溜まりにくく、汚れも拭き取りやすい。

解決できる課題

  • HACCP対策
  • 品質向上
  • 生産効率改善
  • 異物対策
  • 菌対策

カタログダウンロード

カタログダウンロード

  • 包材・資材
  • 包材・資材

エアー緩衝材製造機

■ 全世界への導入実績 メンテナンスが容易でエアー緩衝材製造機の不安要素である“故障・フィルム詰まり”が起こらぬように継続的に改良を行なっています。 その為、Air Cushion Systemは、数あるエアー緩衝材製造機の中でも生産を止めずに効率よくエアー緩衝材を作ることが可能です。 この優れた品質により全世界へと販売エリアを広げています。 ■超コンパクトなのに高機能! ただ空気を入れてエアー緩衝材を製造するだけではありません。多彩な機能で用途に合わせたエアー緩衝材を製造することが可能です。 ■ 納得の低価格! 本当に必要な機能だけを残し価格を抑えました。 必要な機能を保持しつつシンプルな仕様な為、誰でも簡単に操作することができます。単純な操作は作業員の作業効率を高めます。 ■ 充実のアフターサービス! 数あるエアー緩衝材製造機販売店の中には、簡易な取扱説明書で操作方法が分かりづらかったり、修理対応をしてもらえなくて困った…など、購入後に起こるトラブルが少なくありません。 当社は 丁寧なカラー取扱説明書・修理対応・代替え機サポートなど、万が一があったとしても、お客様にストレスなく安心してお使いいただける様、充実したアフターサービスを整えております。

解決できる課題

  • クレーム対策
  • 新素材

「いろんな製品があって選ぶ基準が分からない…」そんなアナタに

食品業界のプロに無料相談

ヒアリングシート
3つのメリットと特徴

  • MERIT 1
    自動化すべき工程が
    明確になる!
    相談は3分で登録完了。自動化したい工程と製造条件を選択するだけ!
  • MERIT 2
    相談するだけで最適な
    メーカー紹介に繋がる!
    1,000社、10,000を超える商品から最適な情報を紹介!
  • MERIT 3
    補助金や助成金の
    情報紹介も可能!
    自動化するために活用できる全国の補助金情報も紹介!

包材・資材の商品種別から他の解説記事を探す